ファイヤー

nosweat2005-10-14

友達の結婚式があるので、来週お休みを頂いて地元に帰る。今更ながらもう僕らもそんな歳になったんだな〜と、感じずにはいられない。


今まで結婚した同い年の仲のいい男友達は4人、今回で5人目である。内2人は離婚済み、そのうち一人は友人代表で挨拶までしたのに別れてしまった。結婚とは何だろう?歳のせいか、友達が結婚(離婚)し始めたからか、最近よく考えるようになった。ま、特にあては無いし、遠い遠い、ナメック星くらい遠い話にしかまだ思えませんが。


だが昔よく、ヒマで「THE3名様」ばりにファミレスで友達と話していた事を思い出す。俺たち10年後何やってんだろ?現実的ではないくだらない将来の展望ばかり話していたが、宝くじが当たった時の使い道を考えるようにとても楽しかった。最後は決まって飲みに行くか、あまり声もかけれないのにナンパ行くかって話で結び、ファミレスを後にしていた。


だがそんなある日「40過ぎてハゲてきて、独身彼女ナシでまだココ(ファミレス)にこーやっていたら笑えるよなぁ〜」って話になった。一瞬空気が止まった後「40じゃナンパもできねーしなーはははー」って笑ってたが、僕を含めそこにいた3人はやはり今もってまだ結婚しておらず、彼女もいない。タイムリミットが刻一刻と迫る中、正直時々不安になる(鬱)。


(躁)しかしまだまだオモチャに夢中で、体が痛いと全て「成長痛」で済ませてしまうスーパーポジティブシンキングの私DJnosweatは、嫁はまだいらぬ!(彼女はほちい)という立場を頑なに守っている現代最後のサムライ。アメリカ風に言うとラストボーイスカウト。いろいろな人に、いろいろな事で「お前の問題はそこじゃねぇ」とよく御指摘頂くのだが全てシカト。少年の心を忘れない、茶目っ気タップリでしかも間違いなく間違っている男気を持ったオレは中年の姿をしたレジスタンス。表の道を外れ、己の信念に沿って人知れず裏の道を行くバガボンド。Yes!自分は間違ってない、この先の浮き沈みも歌えば楽し[B'z〜Pleasure'91〜]。(ちなみにオモチャとは大人のオモチャではありません悪しからず。)


(鬱)でも何だかんだ言っても不安がよぎる事も多い。仕事、結婚、人間関係、お金、健康、髪の毛、インポ…インポ!?書いててビックリ、無意識ながら深層心理では不安視しているのか?実戦で使ってねからな最近、仮想ばかりでスマン。今度ちゃんと動くか確認しとくよ、戦場で弾が出なかったら即死を意味すっからな。


(躁)そーいえばラスベガスには、全裸でステージに立ち目をつぶって集中、何もせずともティムポを勃起させ「ファイヤー!」という掛け声と共に目をカッと見開き白堕液を放出するという荒業を成し遂げる男がいるという事を聞いた事がある(お手ては頭の後ろ)。最中観客はシーンと静まり返り、男の集中を妨げる事無く固唾を飲んで見守っているらしい。フィニッシュの瞬間にはその余りに神々しい姿に涙を流す人間もいるとの噂も(未確認)。その間5〜10分位、キレると喋り続けるじゃじゃ馬アメリカ娘を黙らすとはまさにラストボーイスカウトアメリカにも真のサムラーイがいるという事らしいのだがホントかな?ホントでも見たくないが。


しかし凄い、その一言に尽きる。病名は「露出狂」「早漏」、罪状は「猥褻物陳列罪」。きっとビンビンに勃起したままジェントルに会釈をし、ちと疲れたが笑顔を絶やさずに堂々と舞台裏へ去っていくのである。幕が下りたら自分でお片づけ。支配人に「もっとましな芸はねーのか?」って嫌味を言われながらもギャラを受け取り、帰路へ着く。でも本当は演技がしたいんだ!一緒に住んでいる売春婦の彼女だけはわかってくれる…嗚呼早く彼女に会いたい!でもセクースはしない、だってお互い仕事で散々してるモン☆明日は演劇学校へ行かなきゃ、早くメジャーになって彼女と二人幸せになるんだ!


3年の月日がたった。彼は努力の末、映画の主演をはるまでに昇りつめた。忙しい毎日に、苦しい時に助けてくれた彼女とはすれ違いの生活が続いていた。そしてクランクイン1週間前、彼女と久々の夕食を共にした。「やっとココまで来たよ」「おめでとう…」「どうしたキャロライン?喜んでくれないのかい?」バサッ、一冊のゴシップ誌、「こ、これは…」「マイコーあなた変わったわ…」そこにはホテルで美人映画プロデューサーとご乱心のマイコーが写っていた。「ち、違うんだ!」「いいのよ別に、わかっていたの。コネもないあなたが映画の主演になるなんて…こうやってキャリアを積んできたんでしょ?」「…知っていたのか」「あなたは私を一度も抱いた事がないのに!昔私が売春婦だったから?汚らしい女だから?それならそーと言えばいいじゃない!」「そーじゃない!」「だったら抱いてみなさいよ!こんなアタイを!」事実マイコーには既に付き合っている別な女性がいた。俳優として仕事が入りだし、時間も感覚も合わなくなっていたキャロラインには愛情を感じなくなっていた。「別れよう」悲しくはなかった、これからの自分の明るい未来にマイコーは慢心していた。キャロラインが売春に走らなければならなかった理由、それはマイコーの演劇学校の学費を捻出する為であった。それを知らない男、そして言わない女は別れた。


ってなげぇ〜!自分で書いてて飽きてきたし疲れた。この後はマイコーは昔の仕事がバレて俳優生命が終わり、それをバラしたのがキャロラインっていう落ちか、もしくは元サヤに戻って二人ガツガツヒーヒー「ファイヤー!」ってするかです、勝手に選んで下さい。


ま〜そんなこんなで最近情緒不安定のせいか、ここ1年位酔っ払って家に帰ると、誰もいない部屋で自分が映っている鏡に向かって正座で「娘さんを下さい!…いやいや物じゃないんだから下さいは失礼だろ!あっ!ネクタイが曲がってるぅ〜」って、一人で結婚の申し込みの予行練習をするようになった。ちと病気かもしれない、そんな別な不安がよぎる事もあるが何事も事前に備えておくのはいい事だ。「備えあれば憂い無し」と言うではないか、のう皆の集。

テクノラティプロフィール

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