自分だけの世界

久々にブログを書く。風邪気味で調子が悪いのもあるが、先週中盤から今週始めに渡り友人の結婚式で地元に帰っていた。親戚一同揃っている前で豪快にキンタマ出したり(具も出たかもしれない)、黒いブリーフ一丁(とメガネ)で踊り狂ったりと、自分の結婚式は決してこうありたくはない、そう思う楽しい式であった。


それはさておき最近僕も世間一般の皆様同様、携帯型音楽プレーヤー「iPod」なるモノを手に入れ、通勤など移動中に聞いている。世間の雑踏に揉まれながらも雑音から逃れられる「iPod」、移動が少し楽しくなる。しかし先日、油断しきって音楽聴きながら歩いていたら屁をこいてしまった。たまたま誰も気付いていなかったからよかったが、ハッと我に返り、もの凄く恥ずかしかった。自分の屁のボリュームが自分でわからないのも困ったモンである。


ぼーっとして自分だけの世界に入った場合、人間は何処にいても周りが見えなくなる。僕の友達は昔、学生時代ウォークマンを聞きながらバスに乗ってウトウトしていた所、やはり屁をこいてしまったらしい。逃げるに逃げられないので、逆ギレして周りを睨み返し、途中で降りる事無く目的地まで辿り着いたというツワモノである。また別な友達も自習中に腕を組んで寝る体勢になって、あ〜もう寝るかも〜って瞬間にシーンと静まり返っている教室で寝屁(ネベ)をこいてしまい、起きるに起きられないという危機的状況に陥ってしまったらしい。しかし勇気を振り絞って起き「no worries mate!」(心配ないよ、友達!みたいな事)と、最高の笑顔で親指を立てて乗り切ったとの事。危機的状況を無事回避した彼の勇気ある行動に拍手だ。


そんな次の日、結構混んでいる通勤電車内で上下黒のレザーを決め込み、15センチ位の厚底ブーツを履いているちょび髭を生やしたロックなオヤジを見た。歳の頃およそ40代半ば。読んでいる本は何なのかわからないが「信じていれば夢は叶う」みたいな見出しの本を読んでいた。彼もある意味自分の世界にドップリ浸かってしまった困ったちゃんなのであろうが、いい年して夢を諦めきれず、回りからイロイロと言われて自信を失いかけた所にその自己啓発本に出合い、自信を取り戻していた最中なのであろう。彼のスピリッツがいつか世間に認められる日が来ますよう、ロックの神様に心からお祈りしております。


その日の夜、地下鉄でミョ〜に僕の性的好奇心をチクチク刺激するオナゴに出会った。結構若い、制服を着ている所を見ると高校生かな?東京のオナゴは若い時からエロいのぉ〜と感心し、監視を続けていた。ガタンゴトン、座っていたのだが電車が進むたびに揺れるその惰性で腰が微妙に前後に動く。それ見てオレ勃起。視姦する事5分、降りようとして近くに来たそのコのカバンが見えたら中学生だった。


もの凄い罪悪感と背徳感、イケナイシチュエーションに感極まり、思わず「有難う、でもゴメン」ってお金を渡しそうになった。何でも金で解決するイヤらしい大人になりかけたが、僕にも世間体があるのでグッと堪えた。でも皆さん、そんな人に言えない自分だけの世界ってありますよね〜。