人間力

HPを作った。初めて作ったのでとにかくわからない事だらけだったし、しかもいざ作り始めてみてどんな内容にしよう?って悩んだ。何事も事前の計画が必要である事が身に染みてわかった。皆様ご利用の際には返済計画等事前の計画を大切に。


しかしいきなり寒くなって参りました。季節の移り変わり、カゼなどひいてはいませんか?大丈夫ですか?自分の事だけではなく、回りの人の事まで常に配慮するできた人間、人間力85、アナタのnosweatですお久しぶりです。


偏見を持って自分的に分析してみた所、僕の「人間力」が全国でもかなり上位に食い込んでいるという事が判明した。この「人間力」というのはかなり色んな所で垣間見る事の出来るもので、学校じゃ教えてくれないふとした瞬間に自然に出てしまう、その人間を判断する上で重要な数値だ。


ご存知でない方の為に少々「人間力」についてちと歴史をさかのぼってみる事にしよう。この「人間力」を提唱したのが、今は無きかの有名なムチャパッカ王国の民俗学の権威、プロフェッサー「アナール DE オナール」氏(1915年〜1960年)。


フランス系移民の彼がこの複雑難解な「人間力」を提唱するキッカケとなったのが、友達と風俗店に行った時の事であると伝記に記されている。2人で行った風俗店で彼の友達が「特別なサービスがあったデヘヘ…」と充実した顔で出てきた時、「同じ金払ってんのにオレには無かったぞッ!」と怒り狂い、オレには何が足りないのか?勉強もコイツより出来る、ルックスもそう悪くない、ナゼ?ナゼなんだ?オレには一体何が足りず「特別なサービス」が受けられなかったんだーっ!?と、風俗店の前で悩んだ事がキッカケで、人間の本質を見極めるべく彼の一生を賭して挑んだと書されている。


15年の月日を費やし発表された論文「人間力」は当時学壇を震撼させ、プロフェッサーアナール氏は異端児と呼ばれ学会から追放された。オレは間違っていない!オレの学説の正当性はいずれ時代が証明してくれる…。そう思っていたある日、誰からも相手にされない彼の元に論文「人間力」考案のキッカケとなった風俗店に一緒に行った友達が訪ねてきた。そしてすまなそうに友達は言った。


「中でお金払ったんだ…」


オレの15年は何だったんだ…?突然の告白にアナール氏はその場でショック死したという。享年45歳、天才の早すぎる死であった。友達によれば最後の言葉は「…マジ?」だったらしい。


その後ムチャパッカ王国はムツゴロウ王国と併合(ムチャゴロウ紛争1962〜63年)、それに伴い論文「人間力」は歴史の裏側に葬られてしまっていた。しかし彼の論文に感銘を受けた一部の科学者が政府の目を掻い潜りながら秘密裏に「人間力」理論を元に個人の「人間力」を算出するマトリックスを確立、現在に至る。近年では情報機関「A.N.A.R.U」をはじめ政府機関、一部の世界的トップ企業などで人材採用時に使われているやら何なのやら。


…という感じな「人間力マトリックスは何とも複雑で算出しにくい。しかし勉強ダメでも仕事がデキる(どうして?)、ブサイクなのにちんこがデカイ(いつ使うの?)、バスト90でウエスト80(巨乳なのか?それは巨乳なのか?)等、いいのか悪いのか?何が足りないのか?目には見えないスキルを持っているのか?という事を人間として総合的に一目瞭然で判断する事の出来る素晴らしい公式である。


しかし時にはその秀でている「人間力」のプラス部分だけを強調し、時の権力者などに悪用されているという暗い一面も合わせ持つ。アインシュタインも原爆を作る為に相対性理論を考え出したのでは無い様に、またアナール氏も天国で自分の考え出した理論により不幸な人間が出る事を望んではいないだろう。常温核融合、その技術が発見される未来に、「人間力」の本当の有効活用方法が見つかる事を祈ってやまない。


次回は「人間力」算出方法と、「高人間力者」、その傾向と対策を論じたいと思います。