仙台へ 後編

nosweat2005-10-05

先日までのあらすじ

新宿から仙台へのバスの旅、道中突然バイオテロの攻撃にさらされた!しかしテロリストの特定に成功、そして車内空気の清浄、テロの悲劇を最小限に防ぐ事に成功した「A.N.A.R.U」特殊工作員DJnosweatであったが、なんと周りを萌えテロリスト、宗教ババア、金髪ハゲ、そしてオカマに取り囲まれていた…!絶体絶命、はたして仙台に無事たどり着く事が出来るのか!?


2度目の休憩を終え、狭い通路を進み違和感を感じつつも自分の席に戻った。…おかしい?何かおかしいぞ?普段通りなれている道に知らない間に看板が立ったりすると感じる、言われてみれば気が付く程度の微妙な感覚…。おかしい、テロの後のせいか感覚が研ぎ澄まされていた。周囲を確認する、振り返った時にそれは目に飛び込んできた!


ヒゲが生えてるよオイ!「ソレテナーイ」だよ!後ろのねーちゃんは実はにーちゃんだったのだ!しかも後ろの席2人とも!…しまった、バスはもう出発していた。孤立無援、「ユカイな変体仲間の丸秘珍道中、東京-仙台の旅編」に新たな仲間が増えた瞬間だった。膝がガクガク震えた、唇が乾くのがわかった、テロリストは一人ではなかったのだ!隣の萌えテロリストは相変わらずうつむいて萌えな漫画に没頭している。不覚、後ろを取られていたとは…いつでも殺れたって事か…。


残り約1時間半、戦慄の中何とか仙台にたどり着いた。密着度100パーセントのクソ狭い席と硬いイス、ユカイな仲間たちのプレッシャーにより疲れ果ててはいたが、仙台に到着しこれからの楽しいひと時を思うと何て事は無かった。タラップを降り仙台の地を踏みしめる。


びゅうううううぅぅーーー寒いわボケッ!


寒い、寒いぞ!仕事終わりにバスに飛び乗った為、スーツのままだから良かったものの、まだ9月だからダイジョウVって、Tシャツしか持って来てねぇ〜ぞ!周りの仙台っこも皆秋仕様のフル装備。早く友達と合流しなければ凍え死んでしまう、かじかむ手で携帯を取り出し友達へ連絡。「只今電波の届かない所におられるか、電源が入っていない為かかりません。こちらはNTTです…」


NOーーーーっ!殺す、絶対コロス!そーいえば友達は仙台駅の近くで送別会をやっているから着いたら連絡してって言ってたな?あのヤロウ飲んでやがる、しかも地下だなこりゃ。取りあえず避難しないと凍死してしまう、怒りのメールをぶち込んで仙台駅へ向かい、マックで時間を潰す。仙台娘は可愛いのぉ〜。記念撮影(隠し撮り)をパチリ☆


20分後連絡が取れて迎えに来てもらった、予想通り半泥酔。何事も無かったかのように「さ、行こう」と知らない人に連れられ即キャバクラへ。つーかアンタ誰?キャバクラで友達と3人自己紹介、聞けば友達の職場の仲の良い先輩だという。挨拶もそこそこにキャバクラで中年男三人秋祭りin仙台国分町。東北最大のこの町で朝5時まで飲んで、最後に行ったラーメン屋で僕がおごった事や、帰りのタクシーで「あのコは口説けますよ絶対っ!」「いや絶対あーゆーのに限って硬いんだよ!」「それよりお前の隣に座ってたあのコがいけるよ絶対っ!」と喧々諤々論議していた事など、もはや覚えてはおりませんでした。


ハッと気が付くと、友達の家でデジカメを持って全裸で立っていた(ちんこではありません)。一体何をしてたんだろー?と思いつつもすぐ就寝、翌日昼過ぎまで爆睡。起きて財布の中身が仙台到着後十数時間足らずでスッカラカンという現実に気付く。デジカメを確認すると汚らしい中年男のポロリ画像満載。酒が残っているというのに起きてすぐそんなモノを見て更に気持ち悪くなり、友達を叩き起こして健康ランドへ直行。サウナで酒を抜き、ウコン茶を飲んでまた飲みに出た。


その後は友達が気を利かせて用意してくれた合コン→カラオケ→トランプ大会→合コン→カラオケ→トランプ大会→牛タン→バッティングセンター→トランプ大会、と風呂も入らず常に酒が入った状態で、仙台らしい事は牛タン食ったくらいという仙台旅行を満喫した。しかし仙台の夜の街で、Tシャツ姿でアホな子供みたいなのは僕だけでした(他の日は合コン含め、全て友達に借りた寝間着のボローニャNAKATAのユニフォーム)。


なので仙台の思い出といえば、牛タンを食いに飲酒運転でお店に向かっていた途中に「シベ超接骨院★」という看板を見つけた事と、バッティングセンターに併設してあったそば屋の看板が「肉うどん肉うどんってオレ肉食えねェんだ!!という人安心して…」という事、中に入ったら「そば屋でブレイクタイム」という意味不明な張り紙があった事くらいだ。


しかしなぜトランプ大会?って思った方もいらっしゃるであろう。それは僕らが学生時代、ヒマな時はトランプをやりまくっていたからである。しかしそれも10年前、いい年こいてその時のままのトランプをしていては進歩がねぇ(次長課長風)という事で、合コンの女子共を横に置き、喋り方は全て「長渕」風という過酷なルールに則り、ほとんどの時間を費やした。「セイヤッ!」「常、つねぇ〜」「えいじぃ〜」「しゃーららららら〜しゃーららららら〜金色のライオン〜」って、知りうる限りの長渕知識をフル活用していたが、最後の方は長渕なのか田中邦江(タナカクニエ)なのかわからなくなっていた。


そんな素敵な仙台旅行、最後はバスの運ちゃんに記念撮影を頼み「男二人は何か汚いねぇ〜」と言われたがシカトし、硬い握手と次は11月に僕がまた仙台に行くか、友達が東京に来るかわからないが再会の約束をし、バスに乗り込んだ。


乗り込んですぐカチンときた、通路を挟んで反対側にカップルが座っており、窓側の彼女が通路側の彼氏の上に足を乗っけてイチャついていやがった。出発が夜の11時、寝るつもりであったが無理かもしれないと早々に諦め、自分の席に着いたら隣が大股大開脚のちびっ子ギャングだった。きっと親に「たけし、もうウチでは面倒見きれない!とーさんもかーさんも疲れ果てた…金をやるから出て行ってくれ!」「そんな事言われなくても出て行ってやらぁ〜!」「スマン、スマンたけし、でももう限界なんだ」「クソジジー二度と帰ってこねぇーよ!」「あなた、たけしはまだ17歳なのよ!いくら何でもそれは…」「かーさん、お前の為でもあるんだ!これ以上たけしがお前に暴力振るったらいくらオレでも…」「上等じゃ〜今殺ったろかいジジィ〜!」とかいうやり取りがあって飛び出したモノの「へっさみーや…身よりもないオレ、東京でも行ってみっか…」と乗り込んだ風だ。きっと彼は東京に着き、ボクシングジムの門を叩き世界を目指し、チャンプになって仙台凱旋。「とーさんかーさんすまなかった」「たけすぃ〜!」って再会するのである、間違い無い。


という訳でまた帰りも寝れず、東京は新宿駅西口に朝の4時半に到着。5時の始発を待って帰宅。6時過ぎに寝て、9時半に野球の試合へ。眠くて仕方なかったが何とか終え、休みの集大成のプライド武士道を見ようと仮眠したら見逃した。何で4時からなんだよ〜夜と思うじゃん!誰かビデオ貸して下さい。


ちなみに今回の旅行の総額は2万円でした。今度はもっと節約するぞ〜!

仙台へ 前編

nosweat2005-10-04

今日、電車の中で豪快にケツをかいてるいい女を見た、げんなりした。


先日、仙台に行ってきた。ブログに書いたようにバイクで行こうとしたのだが、出発前に天気が微妙だった為、前々日まで待ってバスの申し込みに踏み切った所、現地は快晴。しかしそんな事はどーでもいいくらい楽しい旅であった。


しかし国内では初めて高速バスなるモノで旅をした訳であるが、正直車中は最悪だった。新宿西口から仙台駅東口まで片道およそ5時間。その間1回20分の休憩に2度停まったので、実質約4時間弱。時間にすると何てこと無いが、ネットで探した往復6,800円という格安なそのバスは恐ろしく狭かった。HP上で「ヘッドホンの音量には気を付けて下さい」「隣まで10センチ位です」とあったが、そんな訳ねぇ〜、とか思っていたら甘かった。正に密着、隣の人とくっついていたのである。人間は暖かい。


しかも行きの席、前後は可愛い女のコだったのに僕の隣は萌えな漫画を薄ら笑いで読んでいるオタク(と密着)。通路を挟んで反対の隣は変な宗教の本をブツブツ読んでいる中年女性と、その更に隣は金髪に染めているのにハゲているおっさん。その1画だけ「ユカイな変体仲間の丸秘珍道中、東京-仙台の旅編」であった。


ま〜安いししょうがない、しかも後4時間位だーって、思っていたら僕の臭いレーダー「H.A.N.A」がある異変を捉えた。クサい…しかも「カテゴリー5」並みのクサさであった。脳内FEMA連邦危機管理局)が「evacuation order!エビバデイバキュエートッ!」って避難命令を出していた。


新手のバイオテロか!?薄れゆく意識の中思った。しかし危機の時こそ冷静に行動しなければいけない、パニックに陥った人間が死ぬのだ。そう言っていたサンジャポ危機管理局テレンス・リー氏の言葉を思い出し、勇気を振り絞り、じっちゃんの名にかけて毒ガスの出所を探った。宗教おばさんか…?クンクン違う…。金髪ハゲか…?クンクン違う…。前後の女のコか…?クンクンクンクンクンスーハースーハーチガーウッ!(アイドルはへをしない)


消去法で犯人がわかった。世界最強アメリカ軍のイラクでの困難な戦いの訳が身に染みてわかった。テロリストはひっそりと一般市民に紛れて潜伏していたのである。かなりの臭いから出所は近い事がわかる…そう、犯人は隣のオタクだ!


目が合った。目線を漫画に戻した。汗をかいていた。そして二度と僕の方を見なかった。惨劇の現場で、薄ら笑うテロリストがそこにはいた。


ガッデーム!なに笑ってやがんだコンチクショーッ!しかしこんなに立証が難しい犯罪も無い、証拠が何一つ無いのだ。証拠は全て皆の肺の中、下手するとこっちの喋る息が臭い。そして恐らく問い詰めた所で工作員は口を割らないだろう、逆に訴えられたら「名誉毀損」である。なれば取る手立ては一つ、我慢するしかない。


前後の女のコが「何か臭くない?」「何この臭い?」ヒソヒソ言っている…。僕は臭さから逃げたくてモゾモゾ動いていた、オタクは微動だにせず漫画を読んでいる。うんこ我慢してポジション変えてんのはオレっぽいじゃん!信じてくれ、オレじゃない!テロの悲しみがまた新たな悲劇を生む、テロが無くならない理由を実感した。


落ち着けオレ、考えろ考えるんだこんな時は。生き残りたいなら頭を働かせろ!仙台まで5時間、うち20分の休憩が2回って事は単純に(300分-40分)÷3ストップ。およそ1時間半(約87分)に一度停まる計算だ。そうこう考えてるうちに最初の休憩に着いた。ありがとう神様、無神論者の僕ではあるが見ず知らずの神様に心から「ありがとう」が言えた。


いけねーいけねー僕が通路側、僕が出ないと出れないもんねゴメンネオタク☆先に出てインターのトイレで聖水をたしなむ。出てタバコを一服。夜の高速のインターにはあまり人がおらず、肌寒い風が心地よかった。1時間半ぶりに吸うタバコが妙にウマイ。


迷惑をかけちゃいけないと思い早めに戻ると既にオタクがいらっしゃる、あれ…?オレが先に下りてトイレに行っただろ?オレは小、オタクは大のハズ。僕が当然早く出てトイレの前にある喫煙所でタバコを吸っていた計算だが、オタクがトイレから出たの見てないよ?


ブーン、っていきなり出発。降りる前にバイトらしき責任者っぽい人が「出発の際には点呼しませんので必ず時間通りバスに戻って下さい」と言っていたのを思い出す。まさかマジで確認しないとは恐るべし。「NOーーーーッ!」ってならないのかな?


出発後判明、トイレから出たのを見ていないのではない、降りてなかったようなのだ。事実次の休憩まで臭かった。怒りを通り越し、悟りを開いてしまった僕は無我の境地で乗り切った。「心頭滅却すれば火もまた涼し」とはよくいったものだ、先人の知恵にはいつも感嘆させられる。2回目の休憩で降りたオタクの後をトイレまで付け、大に入るのを確認しタバコを吸った。安心感と人気の無いインター、そして肌寒い風が心地よく、また1時間半ぶりのタバコがさっきより更にウマかった。


やはりなんのアナウンスもなく2回目の休憩を終え出発したバスの中は、事件前の静寂に戻っていた。後ろの席の可愛い女のコにヒゲが生えていたのを除いて。つづく

主張

9月中に仙台に行こう、と思っている。そして10月には結婚式で地元に帰る。理由はどうあれ旅とはいいモノです。


僕は旅が大好きだ。友達と行く、一人で行く、どちらも別な楽しみ方があるが、ただ僕の場合は基本的に一人で行く事の方が多い。というのも目的地を決めてから行く旅の場合は友達と行く方が楽しいが、やりたい事があって、そこから場所を決める場合は一人で行く方が楽しいと感じるからだ。


つまり、友達と旅に出る場合は目的地でいかに楽しめるか?という事を重視するが、自分がやりたい事・見たい事を重視して場所を決めた場合は一人の方が動けるからである。例えば旅ではないが、僕の大好きなキャンプにミュールを履いた女子が来た場合、ん〜ましょーがねっかっ☆(怒)って思うが、「お風呂無いの?」とか「キャー虫がいる〜!」「だからキャンプって嫌いなんだよね〜やっぱお家が一番だよねっ☆」なんて言い出したら、それはそれは速やかな死を提供したいと思うからである。結局その夜酒飲んで二人で消えて行くくせにチキショーッ!


話は少しズレてしまったが、これが見たいやりたいって旅に出て、その場に着いて文句言われるのがイヤだからであり、着いた場所で違う楽しみを見つけて目的を簡単に変えられるからである。プラス目的地に着く前にもっと面白そうなトコがあったら、目的地・したい事自体を容易に変更出来るからであります。そう、僕ってばワガママなんス。(未来の僕の妻へ:僕が僕の目的よりも優先したいと思う事だったりする場合はこの限りではありません。)


しかも僕の場合いかにお金を使わず楽しめるかって事に重点を置いているので、一人の方が他人に迷惑をかけずに済むし、のんびりゆっくり楽して楽しい旅も無論アリですが、それはもうちょっと歳を重ねてからでいいと思っているからであります。金はあるが体力は無い、という事態に陥る前に、金は無いが体力と時間にモノをいわせてイロイロやっとこうという魂胆である。今現在彼女もいない僕ですが、結婚したり、老いていくとそんな無茶は出来なくなる事が安易に想像出来ます。将来時間しか無いという事も考えられますが…。


なので今度の仙台へはバイクで高速使わずに行こうと計画している。ガス代とメシ代だけ持って友達のトコに泊まるし、寝袋持って行くから辿り着けなくても安心。前回の富士山の時は現地人に「凍え死ぬよっ!」って止められた(怒られた)が、今回は時期的に大丈夫であろう。


最近「日記じゃなくて思い出じゃん!」って言われるが、また旅といえば僕は昔、最長1,700キロの旅をした事があった。学生時代の事であるが、その時の一番の思い出が夕日である。地平線に沈む美しい夕日、それは写真で見ても、想像しても敵わない荘厳な景色でありました。正に感無量、見た人間にしかわからない、偶然にもその時を共有した特別な人間にしか味わえない人知を超越した特別な時間…


友達と並び、呆然圧倒。言葉に出来ない、言葉が出ない…おそらくその時僕らは神の領域に踏み込んでいたと思います。


うんこしながら。


そう、1,700キロの旅って事は単純計算で片道850キロ。もよおしますわなそりゃ。何も障害物が無い、誰も来ないってわかってりゃするっしょアンタだって?映画館で一人きりだったら足上げるっしょ前の席に?自分んちだったら裸でも恥ずかしくないっしょ?好きな人の前だったらなるっしょ生まれたままの姿に?それと一緒っスよ!その旅路では対向車線のヘッドライトが見えてから横を通過するまで数分かかってたモンだからよかったんスよ別に。


だってしょーがねーじゃん友達と並んで野糞してたらたまたま遭遇したのっ!その場面にっ!!神の領域にケツ丸出しで男二人マーキング、土足でドカドカ踏み込んでしまいました。僕らと太陽の間を遮る物など何も存在しないハズの荒野に、ある意味人工の遮蔽物が2つ。茶色い大地に深く深く溶け込んだ、それは間違い無く僕らが生きていた証。嗚呼、今度行く事があったら探しに行こう僕の生きた軌跡。


その時に学んだ事は興奮(感動)しながら何かしら出す行為をしたら、気持ちイイって事。汗かくのも、歌を歌うのも、セクースするのも、体から何かしら出す事は気持ちイイ事なんだって、そう思います。ストレスを溜める、自分は無力である、彼女(彼氏)が出来ないって、inな気持ちは不快感を持たらすモノであり、outな事は気持ちイイ。「旅に出る」それも日常からの脱却、平凡な日々から飛び出すから気持ちイイんだっ!


金を出す、以外は。重力と現世に逆らって下から上に逆流するモノ、それは金しかねっス。札束のフロ桶に浸かりてぇ〜!「金しかね、金だけは持ってっぞっ!」って言ってんのにモテないのが最近の悩みでありますオカシイナァ〜?

選挙

nosweat2005-09-12

先日野球を見に行ってきました。東京ドームでの巨人VS中日戦、中日は阪神追撃の大事なゲームであろうに負けてしまいました。個人的にはドコのチームをひいきにしているというのは特に無いのですが、まぁ地元が巨人と近鉄(現オリックスバッファローズ)のキャンプ地なのでこの2チームは自然と力が入ってしまいます。しかし、今回は中日に勝って欲しかった!阪神と最後まで優勝争いしてハラハラドキドキしたかった〜、そう思っておりました。


ところがそんな大事なゲームを見に行ったにも係わらず、不覚にもビール売りのオネーサンの胸にプリントされていた「生搾り」の3文字に欲情してしまいました…。バカ!バカバカバカ俺のバカっ!オネーサン、なんつって相手は多分10も年下なんだぞっ!でも何であんなカッコなんだろぅ…しかも「生搾り」ですよあーた!誘っていますよ間違いないっス、僕にはわかる。マイバットでホムーラン、逆転優勝で大満足、乳生搾りでビールがウマイ。うむ、野球はもはやどーでもよかった、というのが本音です。


しかしイメージというのは不思議なモノで「女子大生のおねえさん」と言うと今だに年上って感じるのは僕だけでしょうか?


そんな昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?こんにちわDJnosweatです。昨日9月11日は世界貿易センタービルのテロから4年目でしたが、日本は選挙の話題一色。郵政民営化国民投票だっ!なんつって選挙戦が熱い中、ご他聞に漏れず僕にも当然選挙権なるモノが有りまして、投票用紙が送られてきました。結果、自民圧勝、単独政党で絶対安定多数議席獲得という快挙に至り、今後の展開が楽しみな結果となりました。民主ももうちょっといけるかなって思ってたんですがコレだけ差がつくとは…小泉首相恐るべしであります。今後別の意味で大変そうだなー。


選挙とは不思議なモノで「こんな時だけ頭下げてもダメだよ」って、普段は選挙運動してはいけないのに公演はいいとか、小選挙区比例代表、名簿順位等々日常生活にはあまり関係の薄い言葉や制約が出てきます。正直、今頃になってやっと選挙にまつわる事を勉強させてもらいました。


そんな僕も以前、選挙戦の最前線に立ち会った事がありました。理由は簡単、友達のオヤジが市議会議員だったからであります。話題性も無く、しかも地元の市議会選挙、プラス若かったせいもあり、興味もまったく無く、正直かなりナメてました。


「票を入れてくれ」と頼む友達に「金よこせ」という限りなく目がマジな冗談をかまし、一緒に遊んでいた所「当選したら飲めや食えやの宴会になる」との情報を聞きつけ、開票が始まった頃に選挙事務所に遊びに行きました。すると友達のオヤジ連中と、その支援者達が食い入るようにテレビの開票速報を見ているではありませんか。


もう宴会の準備も出来ていて、テーブルにはご馳走がずら〜り。「早く食べよーよ」という僕らを尻目に「ウォーッ!」とか「エイエイッ!」やら「キャー!」等と、中年の黄色い声援が飛び交っていました。開票はどんどん進む、テンションは上がる、そりゃあ皆さん子供の運動会より一喜一憂してました。そんな中、僕は一緒に遊びに行った友達と「メシまだかよ〜」ってふて腐れておりました。時間は過ぎてゆき、お腹もペコリッチ。しかしおかしい、静かになりつつあるのです、事務所が。


そう、落ちちゃったのです。


落選です。ある意味当確です。「ご馳走先に食べちゃうぞ〜」なんて冗談…言えませんでした。多分その時言ってたらマジで殺されていたと思います。そんな空気じゃ無いんです。重い、重すぎる空気なのです。なんと表現したらいいのでしょうか?甲子園で負けて「来年があるさ」とかそういうレベルではないんです。ホンット100G位あるんです!水子です、そう正にあれです!いや、違います!


選挙活動にビタ一文貢献していない僕らは、目の前で「みなざん!ずいまぜんでじだ〜!」「みなざまにごぎょうりょぐいだだいだのにぃ〜」「じからおよばづ〜」って言ってるオヤジ(元市議会議員)を尻目に「アターいづれぇ〜」って、ソソクサと退散しました。無論、友達にも(支援者に頭を下げていたので)何も言えませんでした。多分その時、半笑いで慰めの言葉を言ってたら今頃絶交だった事でしょう。一緒に遊びに行った友達とも帰り道は無言でした。


友達のオヤジは選挙前は議員でしたし、普段ふんぞり返っていたのに選挙の時ばかしはミカン箱に立って頭を下げていたので、まさか落ちるなんて思ってもいませんでした。唯一の不安材料はその友達のあだ名が「肥溜め(コエダメ)」だって事くらい。小学生の時に肥溜めに落ちた為であったのですが、まさかココに来て…と思いました。


しかし、この悲惨な物語には続きが有ります。その後当選しやがったのです。選挙戦で当選した議員が選挙違反で捕まり、繰り上げ当選になりやがったのです!テキトーに悲しい顔してメシ食ってくればよかった〜って、今では思いますがホントそんな度胸、当時の僕には有りませんでした。そして現在ではそのオヤジ、県会議員になっております。


苦い思い出でありますがその時の選挙も、今回の選挙も、寝てて行きませんでした。普段は欠かした事は無いんですが、私、大事な時には行けない運命なようであります。8時を回って選挙速報見ながら酒飲んでました。皆様選挙には行きましょう!でもやっぱ夏はビールだね☆

思いつくまま

9月2日、3日と書いた日記を読み返してみると、ま〜なんて皮肉れた子なんでしょうこの子は!カーサンそんな子に育てた覚えはありませんよ!って、思われる箇所が所々点在する。2日間ともお酒を飲みながら書いていたので勢いって部分もあるのは事実ですが、別に言い訳するつもりはありません。匿名性のせい?それとも本心?人間の心理ってば複雑で難解なモノです。自分の事すらよくわかりません。そこで今日はウソやホント、人の言った言葉をどー捉えれば良いのか?って事を考えようと思います。


例えば僕の書いた日記の内容が1、間違い無く僕が書いた。2、本心なのかウソなのか第三者の立場で考える。3、それ如何によって利益不利益が生じてしまう。という前提の元、御存知の方もいらっしゃると思われる「ゲーム理論」なるモノを、自分流に解釈して追求してゆきたいと思います。基本は以下の通り。


ジャンケンの場合
自分/相手  グー    チョキ     パー
グー    0 / 0    1 / -1     -1 / 1
チョキ   -1 / 1    0 / 0     1 / -1
パー    1 / -1   -1 / 1     0 / 0


この場合『ゼロサムゲーム』と言って、勝っても負けてもプラマイゼロ(足して=SUMしてゼロになる)ような事の場合であるが、つまり生きていく上で大事な事を数値化し、客観的に理数的考えの下、解決しようとしたのが「ゲーム理論」らしい。この難題に挑んだのが映画『ビューティフルマインド』で有名になった数学者「ジョン・F・ナッシュ」や「フォン・ノイマン」という先生方。

*「ゲーム理論」を詳しく知りたい方は各々お調べ下さい。


ただ人生には『ゼロサムゲーム』に当てはまるような「相手を倒せば自分が得をする」事例は少なく(ゼロサムにならない)、特にビジネスの世界においては以後の関係性の事も考慮した対処が必要となる。この考えの下、日記を書くにあたり利益不利益を生じる、という事を自分流に考えると以下の通りになる(ゼロサムゲームにあたらない)。


この日記を見ている人/自分   書いた事は本心では無い場合   本心である場合
本心では無いと思っている        2 / 2               1 / 3
本心だと思っている             3 / 1              0 / 0


つまり、僕の書いた日記を見ている人が僕との以後の関係性を重要視する・しないに関らず「本心では無い」という事にしておいた方が、よりリスクが少ないという事になる。つまりこのケースにおいてでの場合に関しては、1/2の確立で大きなリターンを得ようとするよりか(もめてもしゃーない)、本心はどっちでもいーから「なんつって根はいい子なのよね☆」って声をかけてやる方がリスクが少ないという結果になる。なのでインターネットの中での知らない人とのやり取りは信じない方が(信じないふりをする方が)リスクが少ないという事になる(見ている人は失うモノはないので良い悪いという事では無い)。


ところがこれを対ビジネスの相手に置き換えてみると違う。例えばクライアントが「他競合他社がもっと安い値段を出してきてるよ」ってダンピングをけしかけてきた場合、営業マンにとって、クライアント/営業マンの現状2/2で、ダンピングが本当であり値下げをした場合3/1(付き合いは続くが利益が減る)、本当で値下げに応じない場合4/0(付き合いが終わり利益を得られない)、ダンピングがウソな場合で値下げした場合3/1(付き合いは続くが利益が減る)、値下げに応じない場合2/2(付き合いが続き利益そのまま)となる。(同じ条件にも係わらず競合他社に変えられる場合を除く。)つまりは営業マン圧倒的不利、腕の見せ所であります。


仕入れを考えないという前提の場合であるが、対仕入れ業者と考えると逆の立場になる。が、これは同じ物を他の所からでも仕入れられる(買える)場合に限られる(しかもその買ってもらおうとしているモノやサービスの属性にもよりこの限りでは無い)。そこでダンピングが本当だとし、仕掛けてきた競合他社A社と弊社B社お互いにとって以後に渡って良い付き合いとなるのは、


A社/B社            価格設定を守る       安く売る
価格設定を守る          3/3(A)         0/4(B)
安く売る                4/0(C)         1/1(D)


となり(利益ではなくどっちが良いか)、この原理(A)(B)(C)で談合や利権、既得権益が発生、他者(ダンピングを仕掛けてくる会社)を排除する事により高い値段設定を維持でき、自然と足並みを揃えた方がリスクが少なく、安定した成長が見込まれるという事に落ち着く。談合とは自然現象であり、又、計算ずくの関係と言える。これは単価が高い場合によく見られるが、単価が小さい場合は先手必勝、より早くその市場に投入し、数をかき集める事が肝心となる。小さい利益を得る為にそれ以上の投資はしない為である。しかし、シェアをある程度掴んだ後でも実社会においては大きなシェアを獲得したが為に大きな組織を抱えなければならず(経費の拡大)、後発の新規参入組に開拓した市場を持っていかれるというイタチゴッコになってしまう為、その後の維持や、それ以外の強みを持たなければならないという事が課題となる。


業種やモノによっては「美味しい」「便利」「カッコイイ」等々、同じ性能でもイロイロあるという事に関しては触れておりませんのであしからず。


またまたしかし、ここに厄介なコマンドが出てくる。「報復」である。お互い疑心暗鬼である場合が多く、建設業者のように1回の受注額がでかく無く、日々繰り広げられるビジネス上のやり取りは、野球のピッチャーとバッターの対戦に例えられる。


決め球がフォークのピッチャーが必ず最後にフォークを投げてくるとわかっている場合は打たれてしまうが、何回かに1回決め球にストレートを投げてきた場合、バッターは打てなくなってしまう。ほとんどはフォークというデータがあってもである。この決め球こそが実社会においては「報復」となる。


更にチェスのプログラムで1、常に裏切る。2、常に協調する。3、最初は協調だが相手が裏切ったらその後裏切り続ける。4、最初は協調で以後は相手の戦略を模倣する。5、相手の行動の確率を見積もってどちらにするか決める。6、裏切ったら裏切り返すが、相手が協調した後は9割協調して1割裏切る。という6種類を戦わせると、最終的には4が一番勝つらしい。という結果があるらしい。


つまり値段設定を守ろうと誓い合ったA社とB社があった場合、弊社A社からは裏切らない方がよく、B社が裏切ったら報復し、B社が悔い改めれば許してやる心の広さを持つ事がベストと言える。その報復の効き目が大きい事であればある程、B社は裏切れなくなる、という事になり、バッターに例えると3割しか打てなくなる(裏切れない)。ダンピングが横行している業界で、利権を持ち、なおかつ多少裏切られても体力のある会社には、いずれ効果があるかも知れません。


ただただしかし、背水の陣を取り何してくるかわかんねぇーぞという相手を敵に回す場合はまた違ってくる。売値1万円で仕入れ値が5千円の商品があったとしよう。今まで1万円で売っていた所、9千円で売り出した会社がある。ほっとくと同じ商品なので安いほうに流れてしまう、そこで同じ金額にしたら更に8千円に値下げしてしまった。相手はギリギリまで止めそうにない、となると以後の展開としては相手/コッチの場合、1、5千円ギリギリの値段設定にし、体力の差でどっちかがギブするまでやり続ける0/0。2、最初は値下げ合戦をするが途中でやめる2/1。3、値下げに応じない3/0。という3択になる。結果、相手が潰れても既存の企業の方が被害が甚大であると思われるし、以後また同じ企業が出てきた場合、繰り返しになる。


なので同じノウハウを持ち、まったく同商品を同料金で仕入れる事が出来る相手が出てきた場合、値下げ合戦を途中で止めなければ、既存の企業の方がリスクが大きい場合がある(経費が大きい、先行投資している等)。値下げを途中で止めざるを得なくなるような事態を「ナッシュ均衡」と呼ぶらしいが、この「均衡」に新規に開拓する事業で持ち込める算段が有れば、その事業に参入してもいいのではないか、と思われる。相手にギリギリまでやるぞ、と思わせる事が出来れば、取りあえずは参入成功という事になるのではないだろうか?圧倒的に体力や知名度が違う場合は玉砕しますので、諦めるか、別な方法を取るしか有りませんあしからず。


とまあここまで長々書いたが、多分間違ってます。何でこんな事書き始めたんだろう?思いつくまま書くのは今後控えます。はぁ〜疲れた。

今日僕がした事

今日は飲んだ〜

今日僕がした事といえばテレビを見て、洗濯して、お昼寝して、スケボーで遊んで、素振りしたくらいだ。全て(一人で)発泡酒飲みながらである。時間はもう夜の11時過ぎ、テレビでは恋の空騒ぎをやっている。ヤッパ空騒ぎは見逃せないよネ☆もうかれこれ13時間くらい飲んでいる。あっ!それと酒の買出しに行った!(ゲロ吐いた。)


…これでいいのか28歳!いカンザキ!世間で28歳といえば平均貯蓄額が400万円もあり、青年実業家なんかいたりしてテレビで「年商100億円を目指します!」なんつって言っちゃったりしちゃっている。そんな単位知らんわ!こちとらみりんぼし食いながら新しいオナニーのライフスタイルを確立しようと必死じゃわいボケッ!大体平均貯蓄額なんつって聞かれた事ねぇーぞ!はっはぁ〜わかったぞ、何だあれか、ハブか?金のねえヤツは黙っとけってか?どーせその平均貯蓄額なんか世界のナカ〜タ〜とか、BANBANバカンスのカトリシンゴとか、「ビョウサツシマァ〜ス」とか言う北の最終兵器ボブチャンチン(29歳?)とか入ってんだろ?もっとマクロな経済の話しよーぜ!下りて来いよこっちにっ!平均上げてんじゃねっつってんだよバーロイ!


はっ…スイマセン!取り乱しましたメンゴメンゴ、山田かつてないほどマンモスメンゴ。お酒飲んでるんでトマト(70年?80年代で流行った野菜語なるモノで真っ赤なウソって意味らしい)☆サイテーDA・YO・NE☆ゲロゲロって感じ憧れの職業セイント聖矢☆


そんなこんなでDJnosweatがお送りするシェゲナなblogレペゼンチェケラッ!リスペクト矢追純一UFOカマンッ!ホットなビートに乗せて見るエロ本のモデルは全て年下ヒーウィーゴッ!新聞に入っている折込で募集しているカラオケ大会の年齢制限は既にシニア部門YO!最近ヒザが痛いマチョメン!


って僕も昨日、仕事から帰ってTV(ティーヴィー)を付けたらNHK教育の「視点論点」って番組で、泣く子も黙る東大の教授のやってた「『裸』とクールビズ」という興味を沸騰させられる講義を見逃し、すぐ変えた番組で「イカっ!」「正解っ!」って、仙台ナントカ高校の学生の質問を見逃した。僕もまだまだまだですシーユーバイ!

コンタクトのふた

nosweat2005-09-02

昨日、お客さんとの打ち合わせに電車で向かっていた際、気になる会話を小耳に挟んだ。


お客さんの所の最寄の駅に降り、どっち口に出ればいいんだっけかなぁ〜ってアホ面してホームをうろついていた所、おっさんと駅員が何やら話していた。時間は18時過ぎ、ホームは帰宅時間の為かなり込み始めていたので正直、邪魔だなコイツ〜って思って、駅の出口の案内板を見ていたら背中越しに会話が聞こえてきた。どうやら何か落し物をしたらしい。


駅員「えっ?コンタクトのふた?あぁ〜コンタクトの入れ物のふたね!」
おっさん「違うよ、コンタクトのふただよ」
駅員「えっ?だからお客さん入れ物のふたでしょ?」
おっさん「だから違うって!コンタクトのふただよ、コンタクトのっ!」


コンタクトのふた…?


なんじゃそら?僕の人生でコンタクトにふたが存在するなどと聞いた事は無い。それとも必死に訴えている所を聞いていると新製品か何かでかなり高価な物やもしれぬ。忌み嫌われ、迫害、罵倒、そして流浪の歴史を歩む我が呪われたメガネ一族からすると、華々しい日のあたる表の道を歩み続けるコンタクト一族の「ふた」なる物、興味がわかない訳はなかった。


めがねくんである僕は振り返り、おっさんを見た。すぐわかった。あっつ…コノヒト目がイってる、0.5秒でそう判断し、振り返る惰性でそのまま回れ右、お客さんの所へ続く出口に向かいました。後ろで駅員さんが「知らない物は探せないよ!」って、質問の内容は合ってるが相手が間違ってました。きっと駅員さんもわかってんだろーけど相手しなきゃなんないんだろーなー。そのうち階段を昇っていると「ギャーーーーーーーーーース!」とか「ぎいやぁぁああああぁぁああ〜」とか聞こえてきました。楽な仕事は有りません。


それから駅を出るまでにもクサレチンポとクサレマンコのドグサレカップルや、生ゴミのようなちびっ子ギャング、生きる意味を無くした小市民等々、虫ケラどもが僕の行く手を阻んでおりましたが無事、改札を出てお客さんの所へたどり着く事が出来ました。しかし…


「秋っぽい原稿でお願い、忙しいから頼んだよ。出前まだ来ねぇ〜のか?」


「はい」そう答えるしかありませんでした。メシ食いながら打ち合わせ出来るじゃん、しかもまだ来てないんじゃん、新聞読んでるなら話出来るじゃん。店長を捕まえて「結局どーすればいっスか?」「ゴメン、前に作ってくれた原稿が気に入ってたから、任せたって事だと思うんだ…」ソースカ…じゃ電話で済んだね、虫には人の気持ちがわからないのかな?


滞在時間およそ1分、別の意味で疲れたが早く終わったから良しとする。駅に向かい、あのおっさんコンタクトのふた見つかったのかなって気になったがやはりもういませんでした。嗚呼、何かいい事ねかな…電車に乗り込み30分弱の電車の旅、次のお客さんの所へ向かっていたらパンツが見えた。疲れが吹き飛んだ。