森の輪郭

nosweat2006-05-11


ゴールデンウィークにまた地元に帰ったら、お姉ちゃんは岩盤浴に、お母さんは浪曲に、お父さんは韓流ドラマにハマっていた。


ゴールデンウィーク中に親戚の結婚式があったので「その方が飛行機代が安いから」という理由で、9連休という社会人としてはあるまじき何とも無茶な要望を上司に突き付け、4月28日金曜日の最終便で地元へ帰り、5月8日月曜日に戻りそのまま出社したのだが、そのゴールデンウィークの最中にまた、やってしまった。


実は僕にはごく最近まで、年末になると決まってもらしてしまうというジンクスがあった。地元に帰り、気もアナルも緩んでの不幸なその結果は無論「大」の方。そのジンクスも去年の年末で途切れてしまい、古い友人をなくしてしまったかの様な哀愁を漂わせていた先日、またやってしまった。


過去にカゼをひいてもらしてしまった時、実の母親に「臭いから近づかないで」と言われたトラウマから打ち明ける事ができず、その母が父に内緒で勝手に父の保険を解約して作ったという五右衛門風呂で、眼下に広がる広大な海と森を眺めつつ、今年29歳になる僕は一人寂しくパンツを洗いながら「親父に何かあって困るのはアンタ(母)だろ…」と、思わずにいられなかった。


「海が見える所に住みたい」との母親の一存で決まってしまった、僕が東京にいる間に引っ越した実家の五右衛門風呂は離れになっていて庭にあり、その五右衛門風呂から見える景色は正に絶景で、昼は青い空と海が、夕方は夕焼けのオレンジにまどろむ海が、夜は暗い海を照らす白い月が、とても素敵な場所であり、その雄大な光景を風呂に入りながら独り占めできる僕は、とても幸せを感じていたうんこもらしたのに。


風呂に入りながらぼんやりとイロイロ考えた。男29歳、友人や周りの人間は少しづつだが結婚して家庭を持ち、仕事を着実にこなし、将来の為に頑張っている…。そりゃあそれぞれ皆悩みを抱えているんだろうが、それに比べて僕はどうなんだろう?オレ何やってんだろ…?


風呂から見える景色で、森がある。夜になると森の向こう側がちょっとした町になっているせいか、森の輪郭が光って見える。森の輪郭…?どこからどこまでが森なんだろう?それともあれは林っていうのかな?森と林の違いって?あの一本だけ少し離れている木も森の一部に入るんだろうか…?


僕の人生はきっと両親や友人、知り合いなんかの木に囲まれた森なんだと思う。会った事の無い親戚や、知り合いの知り合いは僕の枝が届かないくらいの位置に根をおろしている人であって、生きていてお互い存在すら知りえない人っていうのは、きっとまったく違う森の住人なんだろうと思う。


今まで僕は、僕は木で、僕自身が大きく育てばそれでいいと思っていた。だがそれでは限界があるし、そんな風に思い身勝手に生きてきた僕にも、見渡せば両親や友人といった木が添い茂り、その友人の友人や親戚といった木が、やはりその周りに集まっており、あぁ僕も森の住人なんだなぁと、夜の森の輪郭を見て、ぼんやりとそう思った。


だから僕は、今は僕の森を大きく育ててみる事にしようと思った。いろんな人と知り合って、話して、聞いて、勉強して、いろんな場所に行って、遊んで、いろんな木が育つ豊かな生態系を育む大きな森を育ててみようと思う。そして太く大きな幹を持つ僕の枝葉は森の隅々にまで生い茂り、幹を支える頑丈な根は大地に深く根ざし、ガケ崩れや台風から皆を守れるようになろう。


そんな事を考えたと、風呂から上がって一緒に呑みながら話した友人はとても冷静で、良い事いってんな〜と、酒と自分に酔っていた僕に「まずもらさんようにしろ」と忠告してくれた。できる男だ。そして結局何をすればそうなれるか皆目検討も付かないままデロデロになるまで呑んで、次の日また五右衛門風呂に入り酒を抜いた。そして当面の目標として「もらさない」という事を固く心に誓った。


ちなみになぜもらしたかというと、今回は友達と遊んでいた時に「へか実か一か八かやってみる」という男気を見せたら「アウッ」ってなってしまった。スマン面目無い。でも水だから、半分。


そんなゴールデンウィークも終わり、東京に戻って参りました。


ここの所何かと忙しくていろいろとサボっていました。大きな森を育てる一環として、頑張ってまた邁進してゆく所存ですので、皆様ご愛顧宜しくお願い申し上げます。


でも…そーえいば森の木を伐採してたいてるんだよな〜あの五右衛門風呂。僕は焼死だけはイヤだ。スマンがお知り合いの皆様、僕の森が伐採にあったら身代わりよろしゅう。DJnosweatでした。

想定

先日テレビをつけたら「正解は”猿と間違えられて撃たれたから”でした」という、一体どんな問題の答えなんだ?というクイズに出会った〜。その番組はウルルンでした。


気が付けばもう2月も折り返し、毎年の事ではあるが今回のバレンタインデーも特にこれといって何も無く、平和に過ぎ去ってしまった。クリスマスイブだのバレンタインデーだの、そーいった類のイベントにはホント縁の無い僕ではあるが、しかし平和・健康といった当たり前のように思える事こそが、実は大切だったりするのだと承知している。戦争や病気になれば、やっとそこで初めてわかる。無くして初めて気が付く、人間とはそういう愚かで罪深い生き物なのだこんにちはDJnosweatです護符沙汰しております。


冒頭のテレビの話だが、僕はよくそんな場面に遭遇する。というのも、ザッピングしまくってチャンネルをどんどん変えるからであるのだが、ニュース番組を見ている時など、番組冒頭に持ってくるニュースなんぞ大体ドコの番組も同じで、ザッピングしてもほぼ変わり映えが無いので余りにも見飽きたニュースの時なんぞ本を読んでいる。我ながらウマイ時間の使い方だ。天才じゃなかろーか?


しかしそんな男気溢るる天才の僕かて、本当に全く無駄な時間を過ごしてはいないのか?と、御仁に問われれば、全くとは言い難い。自己分析の結果、そのもっともたる事例が「想定」であるといえる。


ここでいう「想定」とは、かの某IT企業元社長が言ったように、事前に物事を「想定」し、その対処方法を用意しておく事である。これを日々シュミレートしておく。結構頻繁に。前に日記にも書いたが、酔ってスーツ姿だと誰もいない部屋で鏡に向かい正座し、彼女の親に結婚の了承をえるシュミレーションをしているのも、これもまた一つの「想定」といえる。彼女いないのに。


他にもバレンタインデーの義理チョコを旨く断る方法や、偶然道を聞いた事がきっかけで話が弾んだ欲求不満の人妻とホテルに行きかけたが紳士的に断る方法、間違いメールから始まった偶然の出会いに淡い恋心を宿す援交女子高生が改心しメガネッ子になる過程を温かく見守りその援交で鍛えたテクニーで一生懸命奉仕してくれるのだが僕は淫行と彼女への罪の意識の狭間で揺れ動く心の葛藤を…の方法。などだ。あと泥棒にハイキックをくらわす方法や、ナイフが飛んできた時に安全にキャッチする方法とかも考えた。暇なので。


はっきり言って僕の人生で起こるほとんどの出来事など、「想定内」であるといえると思う。そこでやはり「想定外」の事を事前にシュミレートしておかなければならないと考えた時に、まずありそーも無い、あり得ないがあったらどうするって事を「想定」しているのだ。しかも断る、という事が大前提となる。


しかしコレがまた意外と難しい。義理チョコを断る理由など、欲求不満な人妻がモジモジしながら人妻から女へと変身してゆくその過程など、女子高生の…など、断る理由が無いのだ。脳内でノルアドレナリンを決壊したダムの勢いの如く分泌させ、天高く聳え立つその山の頂に届かんとするようにいきり立った僕の肉棒を、落ち着かせながら冷静に断るそのシュミレートとは、想像を絶する荒行なのである。


それはいわばAV鑑賞をしているのにオナーニしないような状態なのである。なんの為のAVなのだ!それは一体何用のAVなのだっ!AVであってAVにあらず。AVとの付き合い方を根本から覆すような荒行なのである。彼女いないので。


ちなみに記憶によれば、僕が「AV」と声に発した最後の相手は女友達だ。「AVとかサイテー、アンタビデオとかいっぱい持ってんでしょ?」なんつってぬかしやがるもんでオレは言ってやったね「ビデオじゃない、DVDだ!」と。


そーなのである。「AV」とはアダルトビデオの事である。日進月歩で技術は進み、ハイテク化がオナーニ産業にまで押し寄せている現代、あの古き良き時代はとうに過ぎ去ってしまった。巻き戻す必要の無い僕らが大好きな、猫まっしぐらなあの商品とは「AV」では無く、「ADVD」略して「AD」のハズなのである。PHSから携帯へ、ウォークマンからi-podへ、「AV」から「AD」へ、悔しいかな時代は着実に進歩しているのだ。ちなみにインポは「ED」。


PS2を手に入れてからの僕は、録画する事も無いのでもうほとんどビデオを使わなくなってしまった。レンタルにしたって最近はDVDだ。特典の映像などもある為ではあるのだが、正直な話、実はビデオを使わなくなった理由は他にある。ビデオデッキが壊れたのだ。


もう壊れてかれこれ1年以上経つのだが、愛用していたビデオデッキとの別れは、ある日突然訪れた。友人からもらったビデオを見ようとしたらウンともスンともいわなくなってしまい、取り出す事すらも出来なくなってしまった。しかし未だに壊れたビデオデッキがテレビの下に鎮座しているのだが、捨てずに取ってあるその理由とは、取り出せなくなったビデオが「巨乳スチュワーデス」だからだ。


まだ一度も見れていないので、先日ビデオデッキを分解してなんとか取り出そうとしたのだが、どうしても取り出せない。力まかせにビデオテープを取り出そうとしたらビデオテープがぶっ壊れそうになったので焦ってやめた。未だ見ぬ巨乳スチュワーデスとの淫乱フライトを想像しながら、ビデオデッキから半分だけ見えるタイトルのみを拝みつつ、僕は毎晩眠りについている。


何度も捨てようと思ったさ。でも僕には出来ない。いつか絶対見てやる。絶対無傷で取り出してやる。みなさま〜当機は巨乳空港行きANARU69便、到着時間30分花びら2回転の予定です。気流の淫れにより腰が激しく前後に揺れる事もしばしば、清楚なイメージからは想像もつかないほど乱れるその表情がたまらない淫乱飛行をお楽しみ下さい。亀頭…いや機長は加藤鷹、フライトアテンダントは女子大生、OL、人妻、お気軽にお声かけ下さい。メーデーメーデー壊れちゃう〜あー。想像によるとざっとこんな感じだ。


その怨念にも似た執念こそが、僕が「巨乳スチュワーデス入りビデオデッキ」を捨てられない理由なのだ。


それに粗大ゴミとして名前入りシールを貼ってゴミ置き場に捨てるという事は、世間様に向けて僕の性癖を公表するようなモンである。僕がスッチーマニアだと誤解されてしまう。いや、実際好きなのだが、大好きなのだが、スッチー以外も好きなのだ。大好きなのだ。そこんトコの誤解は断固避けたい。


でもその捨ててある「巨乳スチュワーデス入りビデオデッキ」を見て、欲求不満な人妻が僕を誘惑してくるかもしれない…今宵の「想定」のシチュエーションが今、決定した。覚醒するのが早すぎたニュータイプのように、いずれ来るやもしれぬXデーに向けて、僕は日々努力を重ねナイフを研ぎ澄ましているのだ。

バイオリズム的1週間


僕は今年29歳になるわけであるが、人生29年も生きてきて最近「1週間」という制度にいい加減飽きてきた。毎週毎週日曜日が終われば月曜日がくる事の繰り返し。いつしか慣れきってしまい、当たり前のように過ぎ行く「1週間」。日曜日の夜には月曜日の仕事のせいで気分はメイビーブルー。火曜日など曜日自体に存在感が無く、先週火曜日に何をしたか記憶も無い。水曜日は中だるみ、木曜日にはもう一日行けば休みと奮い立ち、金曜日になればもう仕事の事などそっちのけ週末モード、やがて月曜日はまたやって来るっていうのに…


つまり僕のバイオリズムは金曜日の午後を頂点とし、日曜日から月曜日に向けて急降下、その後木曜日まで低空飛行をキープし、金曜日の午後に向けてまた急上昇する、といった事の繰り返しとなる。


そこでこの退屈な「1週間」を断固改革すべく、整理してみる事にした。


まず「月曜日」といのは無くさない。これは人生甘い事ばかりでは無い、日曜日がくれば必ず月曜日がくる(いい事もあれば悪い事もある)、といった人生の教訓的な重要な曜日であり、この曜日が有る事によって青少年に「我慢する」という事を自然に覚えさせ、発生しうる「キレる」犯罪を未然に防ぐ。


「火曜日」というのはいらない。前記の理由の通り、無駄なので廃止する。


「水曜日」は言うなれば中継地点だ。雪山で遭難した時に避難する山小屋のような存在であり、これがある事によって救われた命も少なくないと思われる為、キープ。


微妙な存在「木曜日」。金曜日の前の日、明日行けば週末だ、と思い自分を奮い立たせる日。しかし早く金曜日になればいい話なので、この曜日も廃止とする。


「金曜日」は重要だ。この曜日はまるで遠足の前の日のように一番テンションが上がる。遠足自体は歩きまくって疲れるので前日の用意が一番楽しい。お決まりの「バナナはおやつになるんですか?」って、今更聞きたい。


「土曜日」は金曜日までの疲れを癒し、日曜日へとかかる栄光の橋。しかし金曜日ほどテンションは上がらないし、金曜日の夜飲み過ぎて起きたら土曜日の夜、という事も少なくなく、無駄に寝て過ごす事も多し。よって廃止。


「日曜日」は月曜日に向けての用意をする日である。3大テレビ番組である「笑点」「ちびまるこちゃん」「サザエさん」を見ないと一日が終わらない。ところで日曜日の午後ってなんか寂しいよね、アンニュイ。


と、結局「火曜日」「木曜日」「土曜日」を廃止する事に決定したのだが、「7日間ワンサイクル」というのは既存のシステムなので残さないとマズそうなので、下記の通りになる。


「月曜日」→「金曜日」→「水曜日」→「金曜日」→「金曜日」→「金曜日」→「日曜日」


か…完璧だっ!これぞ完璧な「1週間」だ!月曜日を終えるともう金曜日、そのテンションのまま水曜日で一休みし、そしてまた金曜日。金曜日の連打、略して金連打(キンレンダ)、まるで中国人の名前みたいで深みを感じる。そして日曜日。息をつくヒマも無い程に金曜日が味わえる!いやっほぅ!


「毎日が日曜日だったらいいのにな〜」ってアホな事を考えているそこの君、この「1週間」はどうだい?

男はつらいよ


先日テレビで食事でも、イベントでも、旅行でも一人で行くアクティブな20代後半から30代の女性の特集をやっていた。そのような女性を「おひとりさま」と世間では呼んでいるらしいのだが、そのテレビに出ていた女性の職場の同僚が「この前”松屋”デビューしたんですよ」と言っていた。かなり勇気のいる決断だったみたいだ。


確かに以前僕の知り合いの女性も、一人で「松屋」に入るには抵抗がある、と言っていた。無論そーじゃない女性もいるのであろうが「松屋」ではなくても、ラーメン屋でも、お洒落なカッフェーなら別だがとにかく一人で飲食店に入る事に抵抗がある女性は意外と多いらしい。僕の場合は全く抵抗は無い。しかし「美味しんぼ」の山岡さんが言っていたと思うが、一人で食べるよりも皆で食べた方が美味しい、という意見には賛成派で、がしかし現実には金銭的にも時間的にも常に誰かと食事をする事は、学生時代ならともかく現状社会人である僕には不可能だ。「おひとりさま」な女性は逆に一人だと他人に合わせる必要が無いので、周りがカップルだらけだと少し気になる事もあるが、あえてその方が良いらしい。


しかしなぜだろう?お洒落なカッフェーなら良いが「松屋」には入りづらいその気持ち。確かに異性には入りづらい場所というのが、世の中には存在する。コミュニケーションは「汁ダク」だけの「松屋」などかなり「男度」が高く、お洒落かしら?なんつってよく見てみるとファーの如くフケを肩に満載していそうなこ汚い男共が徘徊しており、女性にはちと敷居が高いのかもしれない。うーむ。


しかしそんな世の女性陣に忌み嫌われている「松屋」も、本人のアンテナの張り方次第では面白いコミュニケーションが日々生まれている事に気付かされる。ひょっとしたら「吉野家」での事だったかもしれないがま、似たようなもんだ。これは誰が言ったか忘れたが、客のおっさんが「おい!牛メシ並みっ!」と、お前はどんだけハングリージャックなんだ?と疑いたくなるようなキレ方で店員にオーダーしていた事があったという。店員に向かって「おい!牛メシ並みっ!」である。なんて事は無い、などと思う無かれ。これを違うシチュエーションで再現してみよう、するとこうなる。いじめられっ子=店員に向かって、いじめっ子=客が「おい!牛メシ並みっ!」だ。


そう、お前は牛メシ並みの価値(350円)しか無い人間だ!と言っているのである!


バカ、アホでは無い。牛メシである。BSEである。言うなれば「おい、牛メシ野郎」である。「おい牛メシ野郎パン買って来い」である。一体牛メシ並みの人間ってどんな人間なんだ?そもそも人間なのか?言った方は言われた人間の気持ちがわかっているのか!?イジメの元凶、何気ない一言が人を傷つける事例の典型だ。こんなひどい罵詈雑言、差別用語を日常的に浴びせられる職場もなかなか見当たらない。人の命は地球よりも重い、なんつって教育を受ける時代に堂々と人権無視な発言が横行している。ストレスが半端では無いのは容易に想像出来る。差別だ、これは紛れも無く差別だっ!頼むから彼らの時給を上げてやってくれ!


そうか、女性にとっての「松屋」とは、僕にとってのお洒落なカッフェーなのであろう。そもそもコーヒーが飲めない僕にとっては、その都内某所にあるとまことしやかに囁かれているカッフェーなど、理解出来ない危険極まりない場所。そこに集う人々は、セクースなんてフリーダム、熱くなるなんて私らしくない、クールに行こうぜベイベーなんつって世の中を冷めた目で斜めから見ている類の人間と理解している。そんなまるでとある十月の暖かな木漏れ日溢るる午後の紅茶的な光景に、ユニクロな僕が付け入る隙など微塵もあるハズも無く、メニューを見てはそれがどんな飲み物なのか?いや、そもそもそれが飲み物を表しているのかどうかも判断できない幾何学的な文字の羅列されている摩訶不思議な世界。怖い怖い理解出来ない。


ところで余談ではあるが「ジャイアン」と双璧を成すいじめっ子である「ブタゴリラ」、そのあだ名でいいのか?あとこの前「馬鹿豚屋」という名のラーメン屋(多分)を発見した。


と、話は少しズレてしまったが、問題はやはり異性が入りづらい場所があるが、女性よりも男性の方が入れない場所が多い、という事である。許されるか許されないかで言うと僕の知りうる限り、日本国内において女性が入ったら許されない、なんて場所は無いと思う。男が女性の下着売り場にいても許されるかもしれないが、恐らく変質者のレッテルを貼られ近所でも評判になって道もおちおち歩けなくなり、いずれ一家離散する羽目になる事請け合い。それならまだしも女子トイレや女風呂に入った暁には即刻逮捕され牢獄へぶち込まれ、牢獄の中でマッチョな兄貴に更にぶち込まれる事は目に見えている。しかし女性が男性の下着売り場にいた所でそれは特別な意味は無く、ましてや(年齢にもよるが)男風呂に入って来ようものならバカな男共は狂喜乱舞、我先に見せたがる汚らしい裸祭りが始まってしまう。なぜだろう?


最近電車にも男性の立ち入る事の出来ない「女性専用車両」なる物があるが、「男性専用車両」は無い。僕は絶対に乗りたくはないが、それでも「男性専用車両」って、あってもいいと思う。満員電車で周りに女性がいる場合、両手を挙げている男性はきっと多いハズ。そんな人には有難いのではないだろうか?


そーいえば以前Gacktが、電車でいわゆる“痴女”に遭遇し、ケツを触られたが何も出来なかった理由として「だって男がやめて下さいって言っても説得力ないでしょ」的な事を言っていた。そりゃそーだ、逆に「何言ってんの?アンタが触ったんでしょ」なんて言われたら、ババアだとしてもこっちが捕まってしまう。もし僕ならなされるがまま、終点までどころか折り返してでも付き合う覚悟は常に持ち合わせているのだが、あいにくそんなプレー…いやマル秘ハプニングにはまだ遭遇出来ていない。


しかし実際にその決して立ち入ってはならない異性間の垣根を取り払い、仮に理想の世界が実現してしまったら、きっと僕はデープキスの舌よろしくベロリンチョと侵入してしまうのであろうが、僕のまだ見ぬ愛娘がそんな被害に遭ったらと考えると、決して手放しでは喜べない。


この様にやはり世の中には、男が決して立ち入ってはならない、踏み越えてはならない一線という見えない壁が存在する。男はつらいよ

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時既に遅し


早いものでもう2006年になってしまった。昨年はブログ他、色んな事を始めた年だったが、今年はどんな一年になるのやら楽しみだ。


年末年始僕は、地元に戻り友人達と呑んだくれ、また今年1年大都会「東京」で孤独な戦いに挑む英気を養ってきた。やはり友人達と酒を酌み交わし、バカ話をするのが一番面白い。


しかし地元に帰る度に何かしらアホな話が出てくる。僕らは今年で29歳、20代最後の年なんだからいい加減大人しくなれよ!って思うが、皆さんまだまだハイアン・グレイシーばりに血気盛んで、やんちゃである。


そんな酒の場での2005年度アホ話、僕のエントリー作品は、飛行機を乗り過ごしてしまった事であった。今回地元に帰る当日の朝6時まで呑んでいた為、空港に出発3分前に着き飛行機を乗り過ごしてしまい、ダダをこねたら約4時間後の飛行機を用意してくれた、という事であったが、僕の飛行機乗り過ごし事件は2度目なので目新しくも無く、即予選落ちとなってしまった。


そんな中、2005年を締めくくるにふさわしい話が出てきた。僅差ではあるが地元の友人全員一致でナンバーワンの栄誉を獲得したその話題は、まぁよくある浮気がバレたっていう話なのだが、そのドラマティックな展開に一同心奪われてしまった。


普段は彼女が来てくれて洗濯をしてもらう友達、だが珍しく自分で洗濯をした事からその悲劇は生まれてしまった。


洗濯をし、干していたら女物のパンテーが出てきたので、んもぅアイツ(彼女)パンツはかないで帰ったのか?って何も考えず冗談まじり鼻歌まじり電話で伝えた所「私んじゃない」という返事。珍しく彼女に洗濯してもらったら浮気がバレた、のではなく自ら浮気をバラす結果となってしまった。勿論その後、会う予定も無かったのに彼女突然怒りの来宅。


「そいつを呼べ」と、浮気相手を呼び出させようというヤクザ屋さん並みの何とも傍若無人な要望をする彼女は「ひどく恐ろしかった」(本人談)らしく、それは正に鬼、悪魔が乗り移っていたとしか考えられぬ形相であったという。すでに人間ではなかったその人の皮を被った鬼の前にそいつも観念し、呼び出そうとした。


しかし有ろう事かここで「心当たりが多すぎてどいつだかわからない」という緊急事態が発生してしまう。ちんこが異常にデカい、という事が自他共に認める唯一のチャームポイントであるそいつは必死に思い出そうとしたらしいが、時既に遅しとは正にこの事。思い出せた所でどうなる訳でも無く、パンツに名前を書く事が恥ずかしかった昔の自分を恥じ、やはり親のやる事には一理ある、と痛感したという。しかし努力の甲斐あり、何とか一人の浮気相手の名前が浮かんできた。そうだっ!


S子…間違い無い犯人はS子だっっ!


そう、状況的に最後に洗濯をしてから今までの間の浮気、それはS子に違いなかった。地獄に仏、思い出せた自分を褒め称え、長井秀和バリに「ん間違いないっ!」と断言し、束の間の喜びを噛み締め充実した顔を上げるとそこには鬼が。「S子だと思います…」


呼び出してから浮気相手のS子が到着するまでの間、それはそれは長い長い沈黙と葛藤がが続いたそうな。早く来い、いや来るな、いや早めに終わってくれ、いや終わらせるのはもったいない、いやしかしS子をトカゲの尻尾代わりに切り捨てれば他の浮気相手の存在がバレずに済む、いやそんな事言ってる場合じゃない、早く来い、いや来るな…


そしてS子到着。


友達、彼女、S子を交えた三つ巴、いやパンツを中心とした四つ巴のその状況は正に今の日本の靖国問題を彷彿させる。北朝鮮に「核=パンツ」の存在がはっきりした今、「日本=友達」政府は慎重な対応を迫られている。「日本=友達」が「靖国=S子」を参拝してしまったが為に、「韓国=彼女」が烈火の如く反発し、「北朝鮮の核=パンツ」への対応に十分な協力を得られなくなってしまっている。しかし問題は既に「日本」は「靖国」を参拝してしまった、という事実がある為、以後「靖国」参拝はしないという条件では「韓国」との関係が丸く収まらなくなってしまっている点である。そう、「韓国」は政治的にそれを付いてきているのだ。諸問題はさておき、ここでの「日本」の最善の策は、「靖国」参拝を辞める事を国家として宣言し、「北朝鮮の核」放棄の為、「韓国」と共に共同歩調を合わせるという事だ。無論今まで散々参拝させて頂いた「靖国」への謝罪も忘れてはならない。ここには中国もアメリカも入り込む余地など無く、しかしさすれば「韓国」と「日本」は以後友好な関係を築いてゆける可能性が残されているのではないか?と考える。


…って結局現実最後は土下座をした挙句、彼女にびたーんとビンタをくらい、S子にもびたーんとやられ、S子へのパンツ授与式に相成ったらしい。やっと終焉を迎えそうになり「じゃあコレ(パンツ)返すよ」と渡そうとしたらS子が


「コレ私んじゃない」


って…えっ?言ってる意味がわからず、しばし呆然。
「え?え?」「だからコレ私んじゃないよ」って…


はよ言えーーーーーーーーーーーーーーーっ!


ビンタする前に言わんかいっっ!ってなって、その後友達が二人の前で「じゃ捨てていいんだなっ!」って半ギレでゴミ箱に叩き込んで捨てたらしい。しかしやはりS子が帰った後、彼女は「んじゃ誰のじゃいっ!」ってまた人間の姿をした何物かになり、しかしパンツをはき忘れて帰る事など有り得る筈も無いので、いずれにしろ確信犯に違いないからS子は性悪女でウソを付いたって事で収まりを付けたとの事。かなりの確率で多分そうだと僕も思うが、「素でわからん」と悩んでいたその友達はかなり浮気性の為、他の浮気相手の可能性も否定出来ず、又、デリヘルのパンテープレゼントかもしれず今もってそのパンツ、誰のかわからないまま謎は深まるばかり。


現在落とし主を探しておりますのでもし、最近パンツをどこかに忘れた女人、いらっしゃいましたらお気軽にお声掛け下さい。


遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年もnosweatを宜しくお願い申し上げます。


ちなみにそのパンツ事件と僅差で争っていたノミネート作品、それは双子の兄弟の兄の付き合っている子持ちの彼女が、弟と同居している友達の元奥さん(と子供)であったという、いかにも双子ならではの心温まる奇妙な偶然である。


あと自分のつけていた指輪をカナブンと間違えて本気で「ヒー」ってびっくりしていた女のコがおった、というエピソードもあったそうな。


今年も1年良い年になりますように。

クリスマス☆イヴ☆トゥナイ。


ジングルベールジンゴーベールふんふんふーんふふーん、らりらーたりらーたりらりらーヘェイッ!きょーはー楽しいクリスマスッ☆イヴッ!〆ッ


どーもー仕事中でーすDJnosweatでーすフォーッ!オッケーさーついに来てしまいましたよこの日がね〜えっ?何?後輩はどうしたのかって?何で当日にブログ書いてるんだって?翌日目が覚めたらゴミ捨て場だったとか書かないのかって?セイセイセイセイッ!さては先日のブログちゃ〜んと読んでないな〜?ぷんぷん!「後輩と姉歯物件よりも堅固な約束をした」と書いてあるでしょ〜!耐震構造には出来ていないのでクリスマス☆イヴ並みの地殻変動がきたらそりゃ崩れますわ…なっ!こりゃ一本取られた感じ?つーの?はっはっはっ〜(被害者の皆様スイマセンそんなつもりではありません)


僕今大阪にいます。


のでしょうがない、うん、そりゃしょうがない。仕事ですから。仕事しないと?メシが?食えないから?しかたなく?出張で?大阪に?いるんですわぶぅわっはっはっは〜ヒーオカシーちょーウケる〜(爆)ちょっと聞いて奥さ〜ん


ゴメンイマオレウソツイタ…


ぜんぜん何もおかしい事なんてない…
仕事して気を紛らわそうとしたかもしれない…
寂しさを忙しさで紛らわそうとしたかもしれない…
自分の気持ちに正直に生きていないかもしれない…
寂しい、たけしに会えなくて寂しいよあたしでもっ…でも

我慢する、うん、あたし我慢する。我慢するって決めたモンねあたし。たけしと約束したもんね。たけしは向うで頑張る、あたしはココで頑張る。そう決めたモンね☆言わないよ、絶対言わない、口が血まみれに裂けても言わない。拷問で顔がぐちゃぐちゃにされても言わない。交通事故で全身62箇所複雑骨折全治1年半って診断されても言わないよ「会いたい」って…


でーもー今日だけは言わせて欲しいよ「会いたい」って、今日だけは言って欲しいよ「今日だけだぞっ☆」って。だって今日はクリスマス☆イヴ…恋人達のワガママが唯一許される日なんだよ(それは七夕)。

(ここで我に返る)

でもこんな僕にもきっとサンタさんはやって来る…耳を澄ませば…ほら聞こえるよ、


PCの排気音が


おーいどーなってんだーBGMもねどーキーボードタイプする音しか聞こえねどーつーか事務所にオレしかいねどー


大阪で恋の"ヒマ"イアヒーだバーロイ!酒持ってこんかーい!延命寺バンザーイ!


なのでハードゲイサンタのマネして腰振りながらタイプしてます。打ちずれ〜ブログ書きずれぇ〜!でも何か逆にもう楽しくなってきたぞ〜!こうなりゃヤケだー!誰もいないしちん○こ出しちゃったりしちゃったりして!ぶはは〜ちん○こだって!伏字になってねぇーし!ちんぽ○でもダメだぁ〜あひゃひゃひゃひゃっ!


はぁ…そんなクリスマス☆イヴ☆トゥナイ(クラプトン風に)。

宗教観?宗教感?


ハミングはCM通りだ。


最近知ったのだが、洗濯の時に使う「柔軟剤」ってば最初に入れるんではないらしい。ずーっと洗剤と一緒に入れていた僕は、こんなもんなのかな?って思ってて、しかし効果が実感できず、そりゃあ日を追うごとに量を増やしたもんだったさ。


しかしそれは僕がよく説明を読まなかったから悪い訳であって、「ネクターみたいだし、いい匂い!」っていう理由だけで使い続けていた訳であって、この何年分かのハミングを無駄に垂れ流していた訳であって、北国の冬は寒い訳であって…。


ほたるぅ〜っ!じゅーーーーーーんっ!先日久々に再会した友達とそう言って抱き合いました。しかしほとんど「北の国から」を見た事が無い不肖の息子、DJnosweatですマジ寒いですね最近。


しかし世の中もうちょっと気を利かせてくれてもいいんじゃないの?って思う事も多い。ハミングの件も、投入するタイミングを一目でわかるように明記してくれていれば数年分のハミングが無駄にはならなかったワケであり、というか効果が無いから使用を中止してしまった独身男性はきっと多いと分析する。社会のルールなんかに縛られたくない!って盗んだバイクで走り出すアウトローな僕は説明なんぞ当然読まないので、見事その毒牙にかかってしまった。控訴大国アメリカだったら訴えられてもおかしくない、ここが日本で良かったと切に思う。


日本ならではと言えば最近、「延命寺」というお寺でお葬式をやっていた。皮肉なモンである、「延命」なのにお葬式である。きっと故人はかなり長生きをした人であり、そうじゃないと「延命寺」の威信に関わる問題だ。少子高齢化時代の現代に檀家がいなくなってしまう、そう心配する僕は考えすぎだろうか?


そんな仏教の今後の行く末を心配したあげく、とうとうやって来てしまいますキリスト教の祭典クリスマス。その前夜クリスマス☆イブ。イヴ。クリスマスの前夜イヴ。クリスマス☆イヴ。


しかも今回のクリスマス☆イヴは休日である土曜日。しかし今を正直に恋をしていない僕は、土曜の夜さ連れ出してあげるドントストップマイラブなステディもおらず、会社の後輩と一夜を共にする姉歯物件よりも堅固な約束を交わしている。


でももし当日になって後輩の携帯から「電波の届かない所におられるか…」なんていうアナウンスが流れでもしたら、その時は睡眠薬でも飲んで気が付いたら日曜日になっているという作戦を決行するつもりである。幸いな事に今の僕は一人暮らしなので、ヒマな男友達が見つからず実家で両親と共にクリスマス☆イヴを過ごすなんて身も凍る体験をしなくて済むのが唯一の救いだ。アンチクリスマス☆イヴ!無宗教マンセー!!ノーモアヒロシーマ!!!


そう、このクリスマス☆イヴは独身男性界の、言うなればもはや核クラスの惨劇である。その日の独身男性界はどこもかしこもヒロシーマ、ナガサーキ、テツジンキヌガーサ。赤い服を着た、白い袋を持ったひげもじゃの悪魔が、トナカイに乗ってやって来る…ホラーだっ!これは間違い無くホラーだっっ!みなさーん!幸せそうな顔してホテルに泊まってる場合じゃないですよー!いつもと同じ事やるだけですよー!クリスチャンは禁欲の誓いをたてるものですよー!うえ〜んうえ〜んおろろーん(ちなみに僕は「おろろーん」という人間の泣き声を聞いた事は未だかつて無い)。


そこで考えた。多分間違い無いがホントに後輩と二人きりだったら、後輩にはまだ言っていないが「延命寺」に今年一年の報告をしに行こうと思う。世間がキリスト教ならこっちは仏教で対抗である。後輩の喜ぶ顔が目に浮かぶ、今から楽しみだ。


でもクリスマス☆イヴがクリスマスの後だったら良かったのに…。だってお願い出来るだろ、「彼女が出来ますように」ってサンタさんに。あまーい!甘いよ考えが甘すぎるよ小沢さーん!